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<楽天>「もったいなかった…」則本、8回同点直後痛恨の失投

8回、ソフトバンク・柳田(左)に勝ち越しソロを浴びた東北楽天・則本

 「もったいなかった」
 東北楽天の先発則本が悔しそうに語るこの一言が全てだった。今季最多の12三振を奪いながら、ソフトバンクに常に先行を許してしまう展開での黒星に、エースは声を落とした。
 八回に味方打線の一発攻勢で追い付き、流れを引き寄せたかに思えたが、その裏に暗転する。
 先頭は4番柳田。則本が投じた4球目のスライダーをはじき返した打球は大きな弧を描き中堅席に吸い込まれた。球場内に響く大歓声を背に、則本はマウンド上で膝に手を付いた。「詰まっていたが、球が高かったので運ばれてしまった」と失投を嘆く。
 運にも恵まれなかった。五回2死二塁で、適時内野安打で勝ち越された場面だ。中村晃の詰まった打球に、二塁手藤田は懸命に前進。一塁に送球しようとしたが、球が手に付かず、その隙に二走今宮が本塁を陥れた。梨田監督は「ちょっと残念な結果だった」と振り返りながら、「いい投球をしていた。勝たせてやりたかった」と完投した則本を気遣った。 エースを擁しての敗戦は確かに痛い。しかし、今のチームに下を向いている時間はない。(狭間優作)


2018年05月27日日曜日


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