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<天皇杯サッカー>1回戦東北勢対決 いわきFC逆転喫す、ソニー仙台に軍配

いわきFC―ソニー仙台 後半、2点目のゴールを決めるソニー仙台・藤原(中央)=いわきグリーンフィールド

 サッカーの第98回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は26日に開幕して福島・いわきグリーンフィールドなどで1回戦が行われ、ソニー仙台(宮城)はいわきFC(福島)を2−1で下した。ラインメール青森は作新学院大とのPK戦を制した。
 J1、J2勢は6月6日の2回戦から登場。決勝はアジア・カップのために例年の元日から、12月24日に前倒しして開催される。

◎藤原決勝ゴール

 ▽1回戦

ソニー仙台(宮城) 2/1−1/1 いわきFC(福島)
            1−0
▽得点者【ソ】藤原2【い】小野瀬

 【評】ソニー仙台が逆転勝ちした。1点を追う前半28分、藤原がクロスを頭で合わせて追い付き、後半15分には再び藤原が左足で流し込んだ。いわきFCは前半9分に小野瀬が先制し、その後も好機をつくったが生かせなかった。

<試合通じ運動量落ちず>
 ソニー仙台は逆転勝ちで2回戦に駒を進めた。本多監督が「相手(の運動量)が落ちてくるので延長でも」と話したように、試合を通じて運動量は落ちなかった。
 球際の強い相手に圧力をかけ続け、隙を逃さない攻撃で藤原が2得点。本多監督は「受けずにこっちもパワーで」と力負けせずに戦えたことに自信を示していた。

◎「経験値の差」悔やしがる田村監督

 初の天皇杯で3回戦に進んだ前回に続いて出場したいわきFCが逆転負けを喫し、初戦で姿を消した。日本フットボールリーグ(JFL)所属のソニー仙台相手の敗戦に、田村監督は「毎週厳しい戦いをしているチームとの経験値の差」と悔しがった。
 立ち上がりから積極的に攻めた前半9分、小野瀬が華麗なトラップから「狙った通り」と右足で蹴り込み先制。だが、同28分にマークが甘くなったところを突かれて同点ゴールを許し、後半15分にはドリブル突破から勝ち越された。監督は「ちょっとした隙が大きな差になる」と振り返った。
 東北社会人2部リーグのチームにとって、今大会は格上に力試しをするいい機会だった。前回はJ1札幌に勝ち注目を集めた。1回戦に勝てば昨季J1覇者の川崎に挑めただけに、小野瀬は「残念。Jリーグのチームに負けるより悔しい」と唇をかんだ。


2018年05月27日日曜日


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