宮城のニュース

余った教科書で生涯学習を 29日から仙台で8万冊展示販売

会場となる倉庫で教科書展示の準備が進む

 宮城県内の小中学校や高校に配布、販売する教科書の大半を取り扱う「宮城県教科書供給所」が29日〜6月1日、仙台市宮城野区扇町の同社で、検定教科書を展示、販売する。各校で余り、同社に返ってきた教科書を公開する初めての試み。社会貢献と位置付け、生涯学習に役立ててもらう。

 小学校から高校まで約1300種類ある検定教科書のうち、830種類、約8万1000冊を展示する。価格は100円台〜1000円超で、高校の専科教科が高い。副読本に代わって本年度登場した小学校の道徳や地図帳も並ぶ。
 同社は発行元に依頼され、県内の書店など45の取次店の窓口となっている。この時期は例年、各学校の入学者数が当初の見込みより少ないと、余った教科書が同社に返ってくる。
 通常は一時保管して発行会社に返品するが、今年は返品前に関心のある市民に見てもらうことにした。青森県の同業者が昨年実施した取り組みを狩野宏社長が聞き、開催を決めた。
 同社教科書課の相沢喬史(たかし)課長は「種類が豊富にあるので、手に取って見てほしい。新しい発見があるかもしれない」と話す。
 午前10時〜午後4時。期間後も教科書を紛失した児童生徒や転校生向けに在庫を確保する。連絡先は同社022(235)7181。


関連ページ: 宮城 社会

2018年05月28日月曜日


先頭に戻る