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<東大寺と東北展>宋風の採用、重源上人の意思映す 講演会で見どころ紹介

奈良国立博物館上席研究員 岩田茂樹氏

 宮城県多賀城市の東北歴史博物館で開催中の特別展「東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り」の関連講演会「東大寺の彫像−鎌倉復興期の作例を中心に」が27日、同館であった。
 奈良国立博物館上席研究員の岩田茂樹氏が講演した。鎌倉時代に兵火で焼失した大仏と大仏殿の再建に尽力した重源上人の事績を交えながら、東大寺の彫像の研究成果を報告した。
 南大門の金剛力士像について「国内の通常の仁王像と比べて配置、ポーズ、持ち物が異なっている」と指摘。「(中国の宋を3度訪れた)重源の意思として宋風を採用した」と話した。特別展は6月24日まで。


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2018年05月28日月曜日


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