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平泉・毛越寺で「曲水の宴」平安の歌遊び みやびやかに

みやびな歌遊びを再現した曲水の宴

 平安貴族の歌遊びにちなむ「曲水(ごくすい)の宴」が27日、岩手県平泉町の世界遺産、毛越寺であり、大勢の見物客がみやびやかな世界観を堪能した。
 新緑に包まれたやり水の周囲に、衣冠(いかん)や狩衣(かりぎぬ)、袿(うちぎ)などの平安装束に身を包んだ歌人が座った。「古(いにしえ)」を歌題に、水に浮かべた「羽觴(うしょう)」が流れ着く間に和歌を創作した。
 主客歌人を務めた陸前高田市芸術文化協会長で画家の熊谷睦男さん(85)は「いにしえの 浄土楽土に 思ひはせ 描く老女の 鎮魂の舞」と詠んだ。
 曲水の宴は、1983年に浄土庭園の発掘調査で平安時代のやり水の遺構が発見されたのを契機に、86年に始まった。


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2018年05月28日月曜日


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