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「帰ってきたよ」笑顔でいい汗 福島・葛尾村で村民運動会 全村避難後、初の地元開催

初めて地元で開催された村民運動会

 東京電力福島第1原発事故で一時全村避難を強いられた福島県葛尾村で27日、住民らが参加する「かつらお村民運動会」があった。今年3月まで同県三春町にあった仮設の葛尾小中学校三春校で2013年から行われており、村での学校再開を受けて初めて地元開催された。
 原発事故後に改修された葛尾小中学校の校庭が会場となった。児童生徒や村民、ボランティアら計約300人が参加した。
 開会式で葛尾小1年の松本功記君(6)が「村に帰ってきたよ」と呼び掛けると、会場が「お帰り」と応じた。参加者は紅白対抗の玉入れや二人三脚、障害物競走に出場し、世代を超えて盛り上がった。
 現在田村市で暮らす主婦松本美香さん(34)は、葛尾中3年の長女と参加。「長女は小学1年を除いてずっと避難先での運動会だった。地元は安心する」と話した。
 村の避難指示は16年6月に一部を除き解除された。


2018年05月28日月曜日


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