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<防潮堤施工ミス>原因説明や造り直し求め住民団体も要望書提出へ

 宮城県気仙沼市の住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」は28日、同市内湾地区の防潮堤を県が誤って施工した高さのまま設置する考えを示している村井嘉浩知事に、造り直しやミスの原因説明などを求める要望書を出す方針を決めた。
 協議会が市役所で開いた非公開の会合で確認した。市と市議会も住民合意を尊重するよう訴える要望書を知事に提出する方針を決めており、官民一体となり近く知事に要望書を渡す。
 要望書は内湾地区の防潮堤を巡り、県、市、住民が議論を重ねて高さなどを決めた経緯を強調。18日の協議会の会合で、住民の意向を覆した村井知事の姿勢を批判している。
 その上で、(1)防潮堤の造り直し(2)土地区画整理事業の円滑な整備(3)(現状のままという)対応を決めた過程の透明化(4)高さを間違った原因の丁寧な説明−の4点を求める。
 会合後、菅原昭彦会長は村井知事の判断について「住民が議論してまとめた結論と正反対の結果を示した。憤りを感じている住民は多い」と指摘した。
 村井知事が同日の定例記者会見で、方針を変更しない意向を改めて示したことには「われわれの意向を無視して工事を進めることはあり得ない」と述べた。


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2018年05月29日火曜日


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