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就農の一歩を古民家で 石巻に担い手センター開設、シェアハウス機能も備える

シェアキッチンを備え、農業研修でも使える土間リビング

 築約140年の古民家を改修した石巻市農業担い手センターが28日、同市桃生町に開所した。シェアハウスの機能を備え、就農希望者が住み込みで農業を体験できる。
 センターは木造平屋で床面積約200平方メートル。シェアハウス用の部屋が3室あり、リビングとして使える土間や作業場も設けた。改修費は約800万円。重厚な梁(はり)や柱を残し、土間を広くしたり畳や床を張り替えたりした。
 農家の後継者不足を踏まえ、新規就農者を増やそうと、市内で農業体験プログラムを手掛ける一般社団法人「イシノマキ・ファーム」が昨年10月、センターの拠点整備や管理運営を市から受託した。
 県内外の就農希望者を受け入れ、2泊3日の農業体験を行う。市内の農業生産法人と連携し、2カ月以上の長期プログラムも検討中。稲作のほか、ホップやオリーブの栽培、畜産など幅広い体験の場を用意する。
 センター長の丹野崇広さん(52)は「農家の高齢化が進み、人手不足で困っている農家は多い。農業に興味のある方に参加してほしい」と語る。
 シェアハウスは定員3人。就農希望者が対象。家賃は月1万8000円、共益費5000円。連絡先は同センター0225(90)4748。


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2018年05月29日火曜日


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