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<登米・母子焼死>被告の父親、起訴内容認める 検察側「放火直前にも夫婦間でトラブル」

 宮城県登米市迫町佐沼の民家が昨年7月に放火で全焼し、焼け跡から母子3人の焼死体が見つかった事件で、現住建造物等放火罪に問われた父親の無職島谷嘉昭被告(41)の裁判員裁判初公判が28日、仙台地裁であり、被告は起訴内容を大筋で認めた。
 冒頭陳述で検察側は「勤務先での人間関係や夫婦間のトラブルにいら立ちを募らせ、犯行に及んだ」と述べ、放火の際にライターの油を部屋にまいたと指摘。弁護側は「犯行時は酒に酔い、当時の記憶は曖昧。油をまいた覚えはない」と主張した。
 証拠の説明で、検察側は焼死した妻美由さん=当時(31)=が被告からの暴力を親族に相談していたことを明かし、「放火直前にも夫婦間でトラブルになり、同居の実母と実弟が仲裁に入った」と説明した。
 起訴状によると、被告は昨年7月4日午前2時半ごろ、自宅2階の寝室の布団にライターで火を付け、全焼させたとされる。焼け跡から美由さんと長女真央ちゃん(3)、次男叶佑(きょうすけ)ちゃん(1)=いずれも当時=の遺体が見つかった。


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2018年05月29日火曜日


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