宮城のニュース

<楽天>外国人起用が上位浮上の鍵 4人の枠に野手3人、投手2人しのぎ削る

4人目の外国人枠を争う宋家豪=23日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天は交流戦でDeNA戦(横浜スタジアム)を皮切りに18試合を戦う。17勝29敗1分けの最下位と低迷するチームは期間中に勝ち星を多く積み上げ、上位浮上を目指す。その鍵となるのが外国人選手の起用法。4人の枠に対し、現状では野手3人、投手2人がしのぎを削る。
 24日のオリックス戦(東京ドーム)で、ウィーラーが今季初めて先発から外れた。28日現在で打率は2割6分2厘だが、4本塁打、得点圏打率1割3分5厘と主軸としては物足りない。梨田監督は「練習ではいい当たりを出している。でも好機で打たないとね」と説明した。
 代わって先発したのが米大リーグ、ドジャースから開幕直前に入団したディクソンだ。昨年10月に手術した左肩のリハビリを終え、1軍に昇格。この日のデビュー戦は4打数無安打だったが、25日のソフトバンク戦で適時打を放った。
 27日の同戦ではウィーラーが先発に復帰し、負けじと19打席ぶりの適時打。梨田監督は「いい競争ができている」と歓迎する。
 4人の外国人枠については、リーグ2位タイの12本塁打のペゲーロ、抑えのハーマン、ウィーラーの3人は当確とみられる。アマダーは左膝痛で2軍調整中のため、現状では残りの1枠をディクソンと、今季4試合に救援登板し防御率2.70の宋家豪が争う。
 チーム打率2割2分8厘、防御率4.16はともにリーグ最下位。投打に改善が求められる中、平石ヘッドコーチは「どの外国人を使うかは悩ましい」と熟慮する。その上で「(指名打者制がない)セ・リーグ主催試合で、代打要員を何人にするかがポイントになる」と話す。ディクソンは指名打者起用のため、セの本拠地試合では宋家豪を入れて救援陣を強化することもありそうだ。
 梨田監督は「まずは借金を1桁にして、できるだけ少なくしたい。最下位なので思い切ってぶつかる」と力を込める。4年連続での交流戦勝ち越しに向け、外国人起用を含めたベンチワークに注目だ。(狭間優作)


2018年05月29日火曜日


先頭に戻る