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<E番ノート>イニエスタ 選手の偉大さも移籍の意義も分かるんだけど…

 サッカーJ1神戸に入団したスペイン代表のアンドレス・イニエスタが、24日に東京ドームであった東北楽天の主催試合にサプライズで登場した。親会社楽天の三木谷浩史会長兼社長とともに入団会見を終えたその足で駆けつけた世界的スター選手の姿に、4万4千人超が集まった球場は来日フィーバーになった。
 イニエスタの選手としての偉大さや、Jリーグでのプレーを選択した意義の計り知れなさは議論の余地がない。30億円とされる超高額年俸の契約もスケールが大き過ぎる。楽天としても世界戦略の大きな一手だろうし、三木谷会長らの胸躍る気持ちが伝わってくる。ただ、親会社が同じだからとはいえ、プロ野球の試合開始直前に花束贈呈のセレモニーや、選手たちとの記念撮影まであり、試合開始が6分遅れたことには、プロ野球担当記者として多少、違和感を覚えた。
 球場のベンチ裏はやじ馬のように球界関係者らでごった返し、「イニエスタを見られて良かった」と言いながら、一連のセレモニーを疑問視する声も聞かれた。
 神戸サポーターも、入団会見からお披露目までが東京で先に行われたことをどう感じただろうか。(金野正之)


2018年05月29日火曜日


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