秋田のニュース

秋田・五城目を建設ICT研修拠点に 産官連携へ推進協

アイ・アカデミー恋地の旗揚げを発表する構成5団体の代表者。建設分野でのICT活用を目指す=28日、秋田県庁

 建設分野における情報通信技術(ICT)活用を推進しようと、秋田県建設業協会や県など5団体は28日、産官連携組織「ICT東北推進協議会(アイ・アカデミー恋地(こいじ))」を設立した。国内有数のICT研修環境を、同県五城目町内にある恋地スキー場などに整える。小型無人機ドローンを使った測量から施工後の検査までを包括的に網羅した研修を行う。
 推進協にはほかに、町、町内でドローンスクールを運営する「スリーアイバード」、日本建設機械施工協会(JCMA)東北支部が参加。県内外の建設業者などを対象に、8〜11月に研修会を3回開く。
 研修拠点は、同町の旧馬場目小を活用した地域活性化支援センター「BABAME BASE」。馬場目地区にある約6万平方メートルの恋地スキー場では、実際の建設機械を使って学ぶ。JCMAなどが講師を派遣し教材などを提供する。
 6月に行うモデル研修会は、道路整備をテーマにドローンで測量する。重機で施工し、3次元データをパソコンで確認・検査する。
 これまで同様の研修を受けるには、職業訓練法人が運営する富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)まで足を伸ばすしかなかった。東北では東北地方整備局の東北技術事務所(多賀城市)で学べたが、座学のみだった。
 秋田県建設業協会の荒川英俊専務理事は「ICT活用は女性の雇用促進にもつながる。充実した研修で、秋田から盛り上げていきたい」と話す。


関連ページ: 秋田 経済

2018年05月29日火曜日


先頭に戻る