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<福島第1>2号機の壁解体に着手 6月下旬にも完了

福島第1原発2号機の原子炉建屋で始まった壁の解体作業。重機を遠隔操作した(東京電力提供)

 東京電力は28日、福島第1原発2号機の原子炉建屋西側の壁面に開口部を設ける本格的な工事に着手した。あらかじめ切り込みを入れた壁を、6月下旬までに重機を遠隔操作して取り壊す。その後はロボットを入れ、内部の空間線量などを調べる。
 設ける開口部は縦7メートル、横5メートル。28日は事前調査で開けた穴から内側に放射性物質の飛散防止剤を散布。縦140センチ、横75センチの大きさに切り込みを入れたブロック二つ分を、後付けした金属製の「取っ手」を重機で引いて解体した。
 工事は壁面に密接して設置した鋼鉄製の「前室(ぜんしつ)」内で進める。東電によると、前室内や建屋周辺の空間線量などに変動はない。
 開口部の設営は、使用済み燃料プールに保管された燃料を取り出す作業の一環。内部の空間線量などを把握後、建屋上部を解体する。


2018年05月29日火曜日


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