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東北4月倒産33件 前年の反動で大幅増も依然低水準

 東京商工リサーチ東北支社は、東北の4月の企業倒産状況(負債額1000万円以上)をまとめた。件数は前年同月比73.6%増の33件で3カ月連続で前年同月を上回り、負債総額は150.4%増の61億円だった。件数、総額ともに特に低かった前年同月の反動で大幅に増えたが、依然、低水準が続く。
 県別の倒産状況は表の通り。件数は宮城、山形、福島で増加し、負債総額は3県と岩手で増えた。宮城の倒産が件数、額ともに全体の約半分を占めた。東日本大震災の関連倒産は岩手、宮城、福島で各1件あった。
 産業はサービス業他の11件が最も多く、建設業8件、卸売業6件が続いた。原因は販売不振14件、赤字累積10件などの順だった。形態は破産が27件で大半を占め、その他が3件、特別清算は2件だった。
 負債額は1000万円以上5000万円未満が13件、5000万円以上1億円未満が8件、1億円以上5億円未満と5億円以上10億円未満が各6件。10億円超はなかった。
 東北支社の担当者は「経営が軌道に乗らず、事業継続を断念する業歴の浅い企業が宮城を中心に目立った。今後、増加傾向を示すかどうか引き続き見守る必要がある」と指摘した。


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2018年05月29日火曜日


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