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<楽天>古川、5回3失点の粘投実らず 勝負球に課題、勝ち越し許す

古川侑利選手

 「なんとかチームを勢いづけたかったから…。本当に悔しい」。交流戦の開幕投手を託された東北楽天の古川は5回3失点の粘投に加え、打っても四回にプロ初適時打を放つ奮闘ぶりだったが、勝利を手にできなかった。
 勝負の分かれ目は四回、追い付いた直後だった。ロペス、筒香の連打による無死一、三塁、宮崎の右越え二塁打で勝ち越し点を許した。右翼のペゲーロは、ほぼ定位置に来た打球に頭を越された。記録こそ安打だったが、失策とも言えるプレー。梨田監督も「正面の打球だと思ったのだが…。捕れていればあの回はゼロで終われたかも…」。悔やみ切れない表情だった。
 ただ古川も5回で82球と苦しい投球。自身のプロ初となる勝利投手の権利を得られず降板した。本人は「2軍では通用した勝負球の変化球がなかなか決まらなかった」と課題を感じた様子。
 古川は救援陣てこ入れのために配置転換になった池田の代役。それだけに古川が勝利投手の権利を得たままバトンをつなぎ、池田が抑えて逃げ勝つ展開が理想だった。
 だが1点を追う八回、逆転の流れを呼ぶ投球を期待された池田がまさかの6失点を喫し、結果は大敗。パ・リーグでは唯一の黒星スタートとなった。
(金野正之)


2018年05月30日水曜日


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