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<求人倍率>東北・4月は1.54倍で最高継続 秋田は17年ぶり全国上回る

 厚生労働省などが29日まとめた東北6県の4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と変わらず1.54倍で、引き続き過去最高となった。秋田は2000年6月以来、17年10カ月ぶりに全国平均(1.59倍)を上回った。求職者が減る一方、好調な製造業や人手不足の医療・福祉を中心に求人が膨らみ、高水準が続く。
 各県の有効求人倍率(同)は表の通り。秋田のほか、宮城と山形でも全国平均を上回り、秋田、宮城で過去最高を更新した。青森のみ前月を下回り、岩手は前月と同数値だった。
 秋田労働局は「県内の景気が上向いており、着実に改善の動きが続いている」と指摘。食料品製造業で健康食品事業の拡大に伴い、栄養士などのまとまった求人があったという。
 青森は7カ月ぶりに前月を下回った。青森労働局は「東日本大震災の復興需要が収束し、八戸の建設業の求人がやや減った。全体では5月に求人を先送りする動きも見られる」と説明した。
 正社員の有効求人倍率(原数値)は青森0.80倍、岩手0.82倍、宮城1.05倍、秋田0.96倍、山形1.00倍、福島0.96倍。全て前年同月を上回った。
 各県の公共職業安定所別の有効求人倍率(同)は相双の2.15倍が最高で、村山の2.13倍が続く。最低は黒石の0.68倍。岩手、山形、福島は全安定所で1倍を超えた。
 新規求人数(同)は前年同月と比べて青森以外の5県で増加した。秋田以外の5県で1万人を上回り、宮城は2万人を超えた。
 宮城の産業別新規求人は医療・福祉が23.2%の増加。介護施設の新設や拡張で大幅に伸びた。宮城労働局は「今後も人手を求める動きが続くだろう」と分析した。
 山形は製造業が24.1%、サービス業が26.4%の増加。サービス業に含まれる労働者派遣業も含め、製造業の好調さを反映した。岩手は飲食店が32.8%の増加。病院や社員食堂の食事サービスを受託する大規模な事業所から計300人超の求人があった。


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2018年05月30日水曜日


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