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<東北電>福島・大熊変電所6月復旧 震災による休止全て解消へ

 東北電力福島支店は29日、東日本大震災の被災地で唯一休止状態が続いていた大熊変電所(福島県大熊町)の運転を、6月下旬に再開すると発表した。
 出力は4万キロボルトアンペアで、一般家庭1万3000戸分の電力供給が可能。供給エリアは大熊町や隣接する双葉町になる。
 大熊変電所は震災の地震で配電盤などが壊れた。東京電力福島第1原発事故に伴う全町避難で地域の電力需要が減少し、復旧工事は行われていなかった。電力は近隣の浪江、富岡の各変電所から融通していた。
 大熊、双葉両町にまたがる中間貯蔵施設が本格稼働した上、帰還困難区域に居住可能エリアを設ける「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)の整備に向けた準備が進んでおり、昨年12月中旬から復旧工事をしていた。
 東北電力福島支店の担当者は「中間貯蔵施設や復興拠点への電力の安定供給につなげたい」と話した。


2018年05月30日水曜日


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