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<喜多方地滑り>「家がきしむ音、怖かった」自宅敷地に亀裂、基礎にひび

自宅の基礎のひびを説明する上野さん

 「怖くて眠れなかった」。福島県喜多方市高郷町揚津の地滑り被害で、避難勧告を受けた契約社員上野久子さん(59)は29日、避難の準備を始めた。不穏から逃れることへの安堵(あんど)感をにじませつつ、先が読めない仮暮らしへの不安を口にした。
 県道が通行止めになった数日後に自宅敷地に亀裂が生じ、基礎にひびが入った。「家がきしむ音が怖かった」。28日に避難準備情報が出てすぐに避難を決めたという。
 会社員の夫強さん(60)と2人暮らし。自宅を新築して24年。準備していた田植えも諦めた。「こんなことは初めて」と久子さんは言う。
 自宅で飼う猫は連れて行けない。「1日1回は餌をあげに来ないと。やっと安心して眠れるけど、いつまで避難が続くのか」と表情を曇らせた。


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2018年05月30日水曜日


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