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<喜多方地滑り>1世帯2人に避難勧告、今後地区全体への拡大も

地滑りによって生じた地割れを覆うブルーシート。地滑りの動きを見る簡易マーカーの木のくいは、10日ほどで約40センチずれた=29日、喜多方市高郷町揚津地区

 福島県喜多方市高郷町揚津地区の地滑り被害で、市災害対策本部は29日、同地区赤岩の1世帯2人に避難勧告を出した。今後、揚津地区(42世帯117人)全体への勧告拡大も検討する。
 対策本部によると、地滑りの動きを測る伸縮計の値が28日午後10時、1時間当たり4ミリ超を記録。19日の設置後、危険と判断される値を初めて超えた。29日午前10時には8.2ミリに拡大した。これを受け同午後1時半、28日に出した避難準備情報を避難勧告に切り替えた。
 勧告の対象は、路面の亀裂で今月4日から通行止めの県道新郷・荻野停車場線に近い1戸。周辺の住宅に被害は確認されていないという。対象住民は29日、同市山都町の市営住宅への避難を始めた。
 市は29日に住民説明会を開き、自主避難を希望する住民に対しても市営住宅の空き部屋を用意する方針を示した。福島県は今夏までに原因を特定する考え。大規模な地滑りを防ぐための工事を近く発注する。


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2018年05月30日水曜日


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