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<彩を旅する>(1)時を忘れる小宇宙 山形・クラゲと楽しむ加茂水族館

まるで海の底から見上げたかのようなクラゲの乱舞。クラゲをお目当てに、毎年60万人もの人が訪れる=鶴岡市立加茂水族館

◎2018列島フォトリレー/河北新報

 吸い込まれるような深いブルーの小宇宙。ライトアップされた水槽でクラゲがひたすら漂う。
 今やクラゲの展示で「世界一」と評される鶴岡市立加茂水族館は60種類、1万匹以上を育てているが、クラゲは偶然の産物だった。
 1997年に開いたサンゴ展。なぜか小さい浮遊物がウヨウヨしていた。調べたら、サカサクラゲの赤ちゃん。サンゴに付着して紛れ込んだらしい。
 そのまま育て、別の水槽に移して展示したら「驚くほど人気を呼んだ」と奥泉和也館長(53)。それから世界中のクラゲを集め、飼育のノウハウを積み重ねた。今では海外の研究者が視察に訪れるほど。
 圧巻は直径5メートルの巨大水槽「クラゲドリームシアター」。2000匹ものミズクラゲが舞う。
 秋田市から家族で訪れた簾内(すのうち)貴之さん(38)は「クラゲの白と水の青のコントラストに癒やされます」。見る者も青い海でゆらゆら漂う快感を覚え、時を忘れてしまう。(写真部・坂本秀明)
   ◇
 それぞれの土地には、よく似合う色がある。昔ながらの産物だったり、何気ない風景だったり。河北新報など全国の新聞社が協力して探してみた。

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2018年05月21日月曜日


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