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<彩を旅する>(5)心澄む異次元世界 大分・稲積水中鍾乳洞

ライトアップされた「大サンゴ洞」。岩の周りに連なる「突起」が海底のサンゴを思わせる=大分県豊後大野市

◎2018列島フォトリレー/西日本新聞

 無数の鍾乳石が次々に異次元の世界を描き出して見せる。「稲積(いなづみ)水中鍾乳洞」(大分県豊後大野市)の風景に込められたのは、悠久の歴史そのもの。
 いくつかの説はあるものの、稲積水中鍾乳洞は2億数千万年前から形成され、9万年前の阿蘇山大噴火によって水没し、現在の形になったらしい。
 発見されたのは1976年のこと。水路を設けて内部の水位を下げ、翌年から見学できるようになった。
 中を歩いて行くと、天井が教会の鐘の形のようになった「ベルホール」や、サンゴ礁を思わせる「大サンゴ洞」などが出迎える。
 足元には形成途中の小さな鍾乳石。鍾乳洞は今も生きて成長している。
 稲積水中鍾乳洞を管理している青松善輔さん(43)は「鍾乳洞の中に入ると、感覚が研ぎ澄まされる。それがリフレッシュにつながります」と話す。
   ◇
 それぞれの土地には、よく似合う色がある。昔ながらの産物だったり、何気ない風景だったり。河北新報など全国の新聞社が協力して探してみた。

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2018年05月25日金曜日


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