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<彩を旅する>(6)鮮やかに幸せ祈る 長岡・伝統のてまり

華やかな模様のてまりに囲まれて、針を動かす女性たち=新潟県長岡市

◎2018列島フォトリレー/新潟日報

 ごろごろと転がる色とりどりのてまり。ストラップに付ける直径1センチほどの物から、腕で抱えるほどの大物までさまざま。
 新潟県長岡市の栃尾地域はかつて、養蚕が盛んだった。残り糸やくず糸を使って、女性たちが作ったのがてまり。子供の遊び道具でもあり、幸せを祈る飾り物でもあった。
 約100種類もの色の糸を使って作られる栃尾てまり。中にケンポナシやジュズダマの実が入っており、振るとカラカラ音がする。
 養蚕が廃れたが、「栃尾てまりの会」が伝統を受け継いでいる。菊や松竹梅など約30種の伝統柄の他に、新たな創作柄を次々と考案し、50人の会員が年に2500個以上も作る。
 「無心で作り上げたてまりは、どの子もみんなかわいい。お嫁に出す気持ちで送り出す」。てまりの会の林千代会長(73)は針を動かしながら優しく語った。
   ◇
 それぞれの土地には、よく似合う色がある。昔ながらの産物だったり、何気ない風景だったり。河北新報など全国の新聞社が協力して探してみた。

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2018年05月26日土曜日


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