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<彩を旅する>(7)白一色 涼感を誘う 広島・瀬戸内の大理石庭園

青空に大理石の白がまばゆい「未来心の丘」。彫刻や階段、壁が不規則に並ぶ=広島県尾道市瀬戸田町

◎2018列島フォトリレー/中国新聞

 しまなみ海道沿いに浮かぶ生口島(いくちじま)に、白一色の不可思議な世界が現れる。広島県尾道市の耕三寺(こうさんじ)博物館にある大理石庭園「未来心の丘」だ。みかん畑が多い島のランドマークにもなっている。
 庭園は広島県出身の彫刻家杭谷一東(くえたに・いっとう)さん(76)が手掛けた。約5千平方メートルの敷地に11点の巨大な彫刻が並ぶ。彫刻や通路に使用した3千トンもの大理石は、杭谷さんのアトリエがあるイタリアから海路で運んだ。
 彫刻は仏教の「十二天」にまつわる獅子やゾウなどをイメージしたという。頂には手を合わせたような彫刻「光明の塔」があり、記念撮影する観光客が絶えない。「通路や階段もアート作品なんですよ」と、耕三寺博物館の学芸員が話す。
 大理石に触れると心地よいひんやり感。見渡せば、穏やかな海と多島海のパノラマが広がっていた。
   ◇
 それぞれの土地には、よく似合う色がある。昔ながらの産物だったり、何気ない風景だったり。河北新報など全国の新聞社が協力して探してみた。

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2018年05月28日月曜日


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