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<女川魚市場買受人協同組合>製氷工場など3施設JFS取得 高度な衛生管理徹底、差別化図る

JFS−B規格への適合が認められた東自動製氷施設(左)と製氷工場

 女川魚市場買受人協同組合(宮城県女川町)が所有する製氷工場など3施設が、農林水産省が推奨する食品安全管理規格(JFS)の認証を受けた。水揚げから流通まで高度な衛生管理を徹底し、他地域との差別化を図る。
 3施設のうち、大型冷凍冷蔵施設「マスカー」は、清掃や廃棄物管理など基礎的な衛生管理基準を定める「JFS−A規格」を全国で初めて取得した。
 角氷を製造する製氷工場と砕氷を作る東自動製氷施設は、より高水準の衛生管理が求められるB規格に認証された。氷製造業界での同規格取得は全国初。
 女川魚市場周辺は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた。水産加工団地の復興に向け、同組合は安全安心な品質管理の構築を重視し、今回の取得につなげた。
 適合証明書を31日に受け取った高橋孝信理事長は「女川の取り組みを全国に発信し、漁船誘致にも役立てたい」と話した。
 JFS規格は、一般財団法人食品安全マネジメント協会(東京)が2016年に創設した日本独自の食品衛生管理規格。3段階あり、A、B規格は主に国内流通で、C規格は国際取引を含め厳格な安全基準をクリアした証明になる。


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2018年06月01日金曜日


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