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<仙台中2自殺>いじめ再調査委、南中山中同級生らの聞き取り終了

 仙台市泉区の南中山中2年の男子生徒=当時(14)=が2016年2月に自殺した事案を再調査する市いじめ問題再調査委員会(村松敦子委員長)は31日の第8回会合で、同級生らへのアンケートと聞き取り調査をおおむね終了したと明らかにした。検証作業を進め、8月にも事実関係や再発防止策などを盛り込んだ答申の素案作成を目指す。
 調査は4〜5月に行った。当時の同級生や同じ部活の生徒ら計105人に無記名アンケートを送り、当時覚えていることや、再発防止に関してできたことはなかったかなどを尋ねた。
 回答した49人のうち、5人が聞き取りに協力した。再調査委は承諾を得た残りの生徒数人の聴取を7月に行う。再発防止策などにつなげるため、市教委担当者や遺族、医療関係者からも聞き取りした。
 会合は一部非公開で、自殺した男子生徒のクラスでの様子など聴取内容を部分的に報告した。
 再調査委設置前の17年3月、市教委第三者機関がまとめた答申は、男子生徒が発達上の課題を抱え、からかいの対象になりやすかったと言及している。
 意見交換では発達障害に関して議論が費やされ、委員の1人は「発達障害でも診断ごとに特徴があり、単に発達障害だとラベリングしただけでは何ら意味がない。どこに問題があり、助ければいいのか、踏み込む必要性がある」と指摘した。


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2018年06月01日金曜日


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