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<羽生結弦>国民栄誉賞 おめでとう笑顔の輪 宮城県民に勇気と希望

羽生選手の功績をたたえるモニュメントを前に記念撮影する女性たち。多くの市民が受賞決定を祝った

 平昌冬季五輪フィギュアスケート男子で2大会連続の金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)=ANA、東北高出=に国民栄誉賞が授与されることが決まった1日、地元仙台市では多くの市民が偉業を祝福した。市役所には受賞を祝う横断幕や写真パネルが掲げられ、訪れた市民らが喜びを分かち合った。

 「おめでとうの一言に尽きる」。宮城野区の大学4年相原千月香(ちづか)さん(21)は手をたたいて喜んだ。就職活動の真っ最中。1日も合同説明会に参加したといい、「内定獲得に向け頑張りたい」と励みにしていた。
 太白区の専門学校生菅井大倭(やまと)さん(19)は「最近は国民栄誉賞を気軽に与えすぎではないか」と苦笑いしつつ「羽生選手は当然、栄誉賞に値する」と称賛。「世界に発信するゲーム作りが自分の目標。同世代の活躍に続きたい」と刺激を受けた様子だった。
 五輪2連覇を達成した演技は、市民の記憶に今も鮮明に残っている。宮城野区の主婦鈴木光世さん(45)は「次は実際に地元で滑る姿を見たい」と目を輝かせ、青葉区の主婦大宮かなさん(39)は「困難を乗り越える力は被災地で暮らす人に勇気や希望を与えてくれた」と振り返った。
 市外の人たちも吉報を喜んだ。県高校総体のバドミントンに出る気仙沼市の気仙沼向洋高3年大内勘太さん(17)は「けがを乗り越えての連覇はすごい。勝利への強い思いや向上心を見習いたい」。茨城県那珂市から観光で訪れた会社員鈴木直朗さん(38)は、羽生選手の若くても礼儀正しい姿を「部下にしたいスポーツ選手ナンバーワン」とたたえた。


2018年06月02日土曜日


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