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国宝「重源上人座像」あふれる威厳 多賀城で東大寺展の後期展示

国宝「重源上人座像」を見る村井知事=1日、東北歴史博物館

 宮城県多賀城市の東北歴史博物館で特別展「東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り」の後期展示が開かれている。1日には村井嘉浩宮城県知事が訪れ、鑑賞した。
 新たに展示されたのは、国宝「重源上人坐像(ざぞう)」など21点。重源上人(1121〜1206年)は1180年、源平の争乱によって焼失した大仏や大仏殿の復興に尽力した中心人物で、「坐像」は最晩年の姿を現している。
 東北歴史博物館の笠原信男副館長は「きりっとした口元やたくましい手首に、偉業を成し遂げた意思の強さを感じる。鎌倉彫刻の傑作をぜひ見てほしい」とPRした。
 村井知事は「国宝の重源上人座像が加わり、当時の戦災からの復興と東日本大震災からの復興の思いが重なって見える。私たちも復興にかける思いを学びたい」と話した。
 同博物館、河北新報社、仙台放送、日本経済新聞社、多賀城市で構成する「復興祈念−東大寺展実行委員会」の主催。24日まで。午前9時半〜午後5時。月曜休館。観覧料は一般1500円、65歳以上1300円、小中高校生600円。連絡先は同館022(368)0106。


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2018年06月02日土曜日


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