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<仙台地裁>登米・母子焼死 放火の父親に懲役20年求刑

 宮城県登米市迫町佐沼の民家が昨年7月に放火で全焼し、焼け跡から母子3人の焼死体が見つかった事件で、現住建造物等放火罪に問われた父親の無職島谷嘉昭被告(41)の裁判員裁判論告求刑公判が1日、仙台地裁であり、検察側は懲役20年を求刑した。判決は6日。
 検察側は論告で「家族が就寝中と知りながら放火し、救助しようともしなかった。犯行を酒に酔っていたせいにするなど真摯(しんし)な反省もみられない」と強調。放火の際にライターの油を部屋にまいたとされる点にも言及し、「逮捕直後の取り調べで『火を付けた後にオイルをまいて遊んだ』と供述した」と指摘した。
 弁護側は最終弁論で「3人焼死の結果は重大で相応の刑事罰を覚悟しているが犯行に計画性はなく、酒に酔って突発的に放火した。油をまいたことを証明する客観証拠は乏しく、本人にも記憶がない」と訴えた。
 起訴状によると、被告は昨年7月4日未明、自宅2階の寝室の布団にライターで火を付け、全焼させたとされる。焼け跡から妻美由さん(31)と長女真央ちゃん(3)、次男叶佑(きょうすけ)ちゃん(1)=いずれも当時=の遺体が見つかった。


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2018年06月02日土曜日


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