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<大槌町旧庁舎解体>18日にも工事着手へ 町長「予算が可決された以上、執行するのが私の責任」

 東日本大震災で被災して当時の町長ら40人が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎について、平野公三町長は1日の定例記者会見で、18日にも建物の解体工事に着手する方針を表明した。近く足場を組むなど準備作業を始める。
 解体関連予算案の提出方法に関する住民監査請求を町監査委員が却下したことについては「監査委員は独立した機関なのでコメントは控える」と述べた。
 住民団体は再請求する方針だが、町長は「粛々と工事を進める。監査は結果が出てから対応を判断する」と明言。「予算が可決された以上、執行するのが私の責任。(可決直後の)4月に進めることも可能だった」と強調した。
 「工期は隠すことなく伝える」としていた町長だが、5月23日に実施した庁舎解体工事の入札は公表しなかった。この点については「業者が決まった後、工程を示すのが情報を伝えることだと考えていた」と話した。
 解体前の旧庁舎を改めて写真や映像で記録はせず、解体に先立っての慰霊式典にも否定的な考えを示した。


2018年06月02日土曜日


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