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<宝来屋本店>ユダヤ教向け食品認証を取得 イスラエルへ「醤油こうじ」を初出荷

コーシャを取得した「醤油こうじ」を手にする柳沼社長

 発酵食品製造の宝来屋本店(福島県郡山市)は1日、しょうゆと米こうじを合わせて熟成させた調味料「醤油(しょうゆ)こうじ」を、イスラエルに初出荷した。ユダヤ教向けの食品認証「コーシャ」を4月13日付で取得し、準備を進めてきた。
 出荷量は340ミリリットル入りで約2400本。2016年に甘酒、みその認証を受け、17年度に米国やオーストラリア、香港など7カ国・地域に輸出を始めたが、いずれも小口で、今回が初の本格輸出となった。
 「醤油こうじ」は甘みがあり、とろりとした食感が特長。約2年をかけて添加物などを入れ替え、工場内や原材料、製造工程の審査を経て認証を取得した。
 イスラエルでは日本食がブームで、現地の高級食材店などで販売される予定。今後、ユダヤ教徒が多い欧米への輸出拡大も狙う。
 柳沼広呂人社長は「福島県産品には、まだまだ東京電力福島第1原発事故の風評があるが、安全安心な発酵食品を国内外に発信したい」と話した。


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2018年06月02日土曜日


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