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福島・浪江町商工会が帰還 本格業務を再開 事業再生地元で支援

地元に戻って業務を再開した福島県浪江町商工会

 福島県浪江町商工会は1日、従来の町中心部の会館での業務を本格的に再開した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴い、二本松市に移転していた。中小の商工業者が町内で事業を再生し復興につながるよう、地元で支援する。
 初日は6人の事務局員が作業に当たり、閉鎖した二本松の事務所から運んだ荷物の整理に追われた。
 商工会は二本松市のあだたら商工会館など3カ所を間借りしてきた。町の避難指示が一部で解除された昨春以降、業務の一部を地元で再開させてきた。
 商工会によると、2017年度末で、約600会員の半数近い286社が事業を再開。ただ町外の福島県内が215、県外が33と、ほとんどが町外で再出発している。
 避難先のいわき市と浪江町を行き来する商工会の新谷保基会長(62)は「国や町と連携して町内で商売を継続できるようにし、何とか復興につなげたい」と強調。鈴木仁根副会長(64)は「ゼロからのスタートだ」と話した。


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2018年06月02日土曜日


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