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就活サポート 学生消防団員を認証 参加増期待

 仙台市消防局は本年度新たに、在学中に市内の消防団員として活動した大学生らを対象に、地域に貢献したことを証明する学生消防団員活動認証制度を設けた。学生にとっては就職活動で活動をアピールする材料になるとともに、人手不足に悩む消防団に学生の参加を促す効果が期待されている。

 防火の広報活動や消防機材取り扱いの習得、避難訓練での住民への指導などを積極的に行うことが条件。活動が1年未満の場合は対象にならない。学生らの希望を基に、所属する各消防団の団長が郡和子市長に認証を推薦する。
 市内の大学や大学院、専門学校に通う学生のほか、卒業後3年以内の人、市外の大学などに通う市在住の学生が認証を受けられる。
 就職活動の際に学生らが活動実績をアピールしやすくなるよう、市は企業側に制度を積極的に周知し、認知度を高める。
 市消防局によると、市の消防団の平均年齢は4月1日現在で45.7歳。年々上昇する傾向にあり、市内の学生消防団員は、全団員1975人中13人と、全体の1%にも満たない。
 市消防局は3月から、消防団に所属する学生が通う大学などに出向き、制度の説明会を開いている。担当者は「消防団活動を通じ、学生らに視野を広げ、規律を身に付けてもらいたい。結果的に就職活動にも有利に働くと思う」と話す。
 県内では大崎、石巻、名取の3市が既に、同様の制度を設けている。


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2018年06月03日日曜日


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