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<パークゴルフ>普及加速 県内各地にコースが続々オープン 外国人誘客へ期待

造成工事が進む大規模パークゴルフ場=5月22日、宮城県大崎市三本木

 県内でパークゴルフ場の建設が相次いでいる。宮城県の登米、東松島、大崎の3市で、6コース54ホールを備える大規模施設の整備が進み、それぞれ来年に一部が利用できるようになる。3施設がオープンすると54ホールの施設は県内5カ所となり、パークゴルフ発祥の北海道に次ぐ集積地となる。関係者の間に競争激化を懸念する声があるものの、競技団体は「海外から客を呼び込みたい」と歓迎する。

 大崎市は三本木総合支所近くの丘陵地で建設を進める。長年塩漬けになっていた県有地で、整備費は県負担。2019年秋、18ホールで暫定オープンし、20年春に全面開業する予定。
 東日本大震災で被災し、休園中の東松島市の県立都市公園矢本海浜緑地に、県が整備するコースは19年4月、一部利用可能になる。登米市が石越高森公園に建設する施設は19年6月、営業を開始する計画だ。
 県内の主なパークゴルフ場は図の通り。岩沼市の「千年希望の丘」の公園内の施設は、4月に完成したばかり。大崎市田尻の加護坊パークゴルフ場は1992年開業。本州初の草分け的な施設として知られ、全国最大400人規模の大会を毎年開催する。
 運営する第三セクターたじり穂波公社(大崎市)は、利用者の選択の幅が広がることを歓迎しながらも「客の奪い合いが起きる。芝の状態やサービスの良しあしが、これまで以上にシビアに見られる」と見通す。
 相次ぐコースの新設により、愛好者の増加が期待される。県パークゴルフ協会は「北海道に次ぐ一大集積地としてPRし、近年増えている韓国や台湾の愛好者に観光とセットで売り込みたい」と思い描く。

[パークゴルフ]専用のクラブと直径6センチのプラスチック製ボール、ティを使う。芝で覆われたコースを3〜4人一組で回り、カップインするまでの打数を競う。1ホールの距離は100メートル以内とされる。1983年、北海道幕別町で考案され、全国に広がった。


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2018年06月03日日曜日


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