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<楽天>報われぬ則本 自己最多タイ13奪三振も5敗目

8回3失点、13奪三振と好投するも5敗目を喫した東北楽天先発の則本(庄子徳通撮影)

 東北楽天が誇る奪三振王、則本は七回までに自己最多タイの13個を積み上げた。しかし、独壇場になりかけた八回、落とし穴にはまった。
 先頭の荒木を追い込んでから遊ゴロに。続く山田には、フルカウントから外角低めの際どいスライダーを振ってもらえず、四球を与えた。直後、青木への初球、セ・リーグ盗塁数トップの山田に二盗を許した。たちまちピンチを招くと、2死三塁で坂口に甘いフォークボールを左越え二塁打とされ勝ち越しを許した。
 則本は驚異的なペースの5奪三振で迎えた三回にも1死から伏兵の荒木に先制2ランを被弾しただけに「球が悪くなくても負けたら一緒」。力投実らず不本意そうな表情だった。
 ただ一度もリードできなかった打線にも問題はある。梨田監督は、5月31日のDeNA戦で九回2死から1点差で逃げ切れなかった岸を引き合いに「岸もそうだったが、則本にはもったいないというか、かわいそうな敗戦だ」とかばった。
 その両エースと辛島という現時点での3本柱が先発した試合を立て続けに落とし、交流戦未勝利は12球団の中で東北楽天のみ。そしてヤクルトとの両リーグ最下位対決も負け越し、今季4度目の4連敗で借金も今季最多タイの16に逆戻り。ここで踏みとどまれるのか、投打がかみ合わないまま、今季の正念場を迎えた。(金野正之)


2018年06月03日日曜日


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