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すいとんに感謝込め 全町避難の大熊町民、避難先と交流 会津若松・フェスタ

感謝を込めてすいとんを振る舞う大熊町商工会女性部のメンバー

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県大熊町と、避難先の会津若松市の住民同士が交流する「大熊町&七日町めぐりあいフェスタ」が3日、同市七日町市民広場であり、大熊町民が名物「大熊小町すいとん」を振る舞うなどした。
 会津若松の園児が剣舞、小学生が合奏を披露。大熊の熊町小・大野小の5、6年生8人は創作太鼓を力強く演奏した。大人たちは「相馬流れ山踊り」を踊った。
 熊町小6年渡部咲希さん(11)は「会津で多くの人に支えられ、元気に過ごしている姿を伝えたかった」と笑顔を見せた。
 すいとんは大熊町商工会女性部が提供。町が来春を目指す一部避難指示解除を前に、感謝の気持ちを込めて野菜たっぷりの約200食を用意した。
 市内の災害公営住宅で暮らす女性部長の山本千代子さん(66)は「心温かく接してくれる会津の方々に少しでも恩返ししたい」と話した。
 フェスタは2回目。主催する地元の七日町通りまちなみ協議会の庄司裕副会長は「空き店舗が増えた二十数年前から、七日町もにぎわいづくりを目指してさまざま取り組んできた。諦めず頑張ろうという思いをこれからも共有したい」と語った。


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2018年06月04日月曜日


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