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<宮城県高校総体>ハンド男子 利府4連覇 延長で聖和学園下す

ハンドボール男子決勝 聖和学園−利府 後半終了間際、利府・高橋が7メートルスローを決め、36ー36の同点とする

 第67回宮城県高校総合体育大会は主会期最終日の4日、県内各地で16競技が行われた。ハンドボール男子は利府が聖和学園との接戦を制し、4年連続8度目の優勝を果たした。

 男子ハンドボール決勝は利府が延長戦を制して涙の4連覇。高橋主将は「苦しい試合だったが全員で勝ち取った」。仲間たちと抱き合うと、込み上げてくるものがあった。
 激しい点の取り合いになった。利府が素早いパスで揺さぶって両サイドを突けば、個々の能力に優れる聖和学園は高い打点からシュートを打ち込む。互いに一歩も引かない競り合いが続く。前半は利府が4点リードしたが、後半は聖和学園が速攻を重ねて逆転した。
 残り10秒を切り35−36。突破を図った安部がファウルを誘い、7メートルスローを得る。ラインに立ったのは主将の高橋。「体を張ってくれた。絶対決める」。冷静にゴールネットを揺らして追いつくと、試合の流れは一気に利府へ。延長戦は江刺家の連続得点などで粘る聖和学園を突き放した。
 高橋は右肘と右あばら骨を痛めて約半年戦列を離れていた。チームは全国選抜大会出場を逃すなど苦しい状況が続いた。そんな中でも副主将の安部がチームを鼓舞し続け、一丸となった戦いを続けてきた。決勝は1年の佐藤歩が最多の14得点。「点を取るのは自分の役目」と胸を張った。
 昨年のインターハイは初戦敗退。それだけにチームは期すものがある。高橋は「守備の課題をクリアし、インターハイで勝って宮城の名を上げたい」と意気込んだ。(山本武志)


2018年06月05日火曜日


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