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<楽天ファームだより>安楽智大投手 納得の直球へ手応え

[あんらく・ともひろ]15年ドラフト1位。21歳。愛媛県出身。186センチ、87キロ。右投げ左打ち。愛媛・済美高出。背番号20。

 4年目を迎えた右腕が再起に燃えている。17年はシーズン前に右太もものけがで2軍落ち。18年も開幕前に右肩の張りを訴え、1軍入りを逃した。今季はイースタン・リーグ6試合に登板し防御率3.86と徐々に安定感が増してきている。
 今季初先発した5月19日のヤクルト戦では、4回を投げ6安打されたものの、無得点に抑えた。「投げるコースにまとまりが出てきた。納得のいく外角の直球があったのは収穫だった」と手応えを語った。
 高校時代には最速157キロを記録した速球派だが、プロ入りしてからは球速が伸び悩んでいる。「直球のスピードを取り戻したい」と課題に取り組む。
 現在、最速150キロほどの球速を2、3キロ速くしようと、けがなどにより崩れた投球フォームのバランスの修正に努める。与田、小山両2軍投手コーチから助言を受けながら、軸足にためをつくるなどフォームを固めている。「体に染み込ませるまでは、もう少し時間がかかりそうだが、理想の形が見えてきた」
 2度目の先発となった5月26日の巨人戦は6回6安打4失点と粘投し、今季初白星を挙げた。16年には1軍で3勝(5敗)し、梨田監督が「一本立ちしてほしい」と願うほどの潜在能力を秘める。切れのあるスライダーを生かすためにも直球の質の向上は欠かせない。
 「全体的にもっと球の精度を上げなければならない」。苦しむ1軍の救世主となるために、黙々とレベルアップに励む。

◎制球力を磨け/与田剛2軍投手コーチ

 1軍に昇格するためには制球力をもっと磨く必要がある。けがの影響もあって無理はさせられないが、先発として100球以上を投げられるようなタフさを取り戻してほしい。投球フォーム全体の崩れを修正しながら、良い時の状態に戻していきたい。


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2018年06月05日火曜日


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