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<大槌町文化交流センター>10日オープン 「生きた証」を後世に

復興途上の大槌町中心部に完成した町文化交流センター

 東日本大震災で甚大な津波被害を受けた岩手県大槌町に10日、町文化交流センター「おしゃっち」がオープンする。図書館や多目的ホールに加え、震災伝承展示室を設置。震災の記憶と教訓を後世に伝える役割を担う。
 展示室は被災状況や復興の歩みを町民の証言を基に紹介。犠牲になった町民の人柄などを聴き取った回顧録「生きた証(あかし)」から6人を取り上げた。町を襲う津波の映像も放映する。
 多目的ホールでも、被災と復興の概要を映像で説明する。町役場が被災して行政機能が停止しても、住民同士の共助が有効に働いたことを伝える。展示内容は定期的に入れ替え、多くの人が繰り返し訪れることができるようにする。
 木造3階、延べ床面積約2200平方メートル。総事業費約14億3500万円は大半を復興交付金で賄った。


2018年06月05日火曜日


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