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<山形公立中高入試採点ミス>小問ごとの配点統一 県教委、再発防止素案示す

 山形県公立中高入試の採点ミス問題で、県教委は4日、臨時会を開き、これまで各校が独自に定めていた小問ごとの配点を全51校で統一するといった再発防止策の素案を委員に示した。
 県教委は、各校独自の小問配点が教職員に徹底されなかったことや、現行の解答用紙では小問の得点を解答欄に直接記入せざるを得ず、採点後に読みにくくなったことがミスにつながったと分析。改善策として配点を県教委が統一し、解答用紙にあらかじめ印刷するほか、採点用の得点記載欄を新設する方針を示した。
 その上で、前の採点者が記した○×を安易に追認することがないよう、採点前に解答用紙をコピーして2系統で採点、照合する方式に改めるとしている。
 多くの高校が入試直前に1、2年生の期末試験を行っているため、採点時期が重なるのに加え、校内で教科別に採点の早さを競い合う雰囲気があり、教職員が落ち着いて作業できないことも問題視。期末試験の日程の見直しや、入試採点業務で進行管理者の各校配置を進めるとした。
 県教委は6日に開く第三者委員会に素案を諮り、9月末をめどに詳しい採点業務を定めたマニュアルを作る方針。
 県教委は5月17日、2016〜18年度(定時制高は15〜18年度)入試の採点ミスは1194件と発表していたが、集計に誤りがあり、正しくは1202件だったことも臨時会で報告した。


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2018年06月05日火曜日


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