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<防災教室>地震の怖さ 留学生実感 避難や救命、炊き出し体験

炊き出し訓練に参加する女子学生ら=2日、仙台市青葉区の東北福祉大ステーションキャンパス

 仙台で生活する留学生らに災害発生時の対応を学んでもらおうと、仙台市青葉区の東北大学生寮「ユニバーシティハウス三条」と東北福祉大ステーションキャンパスで2日、「外国人市民のための防災教室」があった。日本人学生を含む約220人が避難訓練や救命救助訓練などに参加した。
 両大学と仙台観光国際協会の主催。非常ベルに従って寮の外に出る避難訓練を実施後、起震車で東日本大震災時の青葉区と同じ震度6弱の揺れを体験したほか、防災ビデオを視聴した。
 実際に消火器で火を消したり、炊き出しをしたりする訓練もあり、参加者らは消防隊員や通訳ボランティアの説明に耳を傾け、疑問点の質問を投げ掛けるなどした。
 「地震を体験したことがない留学生も多い」(東北大学生支援課)といい、起震車に乗ったドイツ出身で東北大大学院医学系研究科4年のロビン・ヒンメルマイヤーさん(29)は「ここまで大きい揺れを感じたことはない。よい経験になった」と語った。
 指導に当たった青葉消防署国見出張所の千葉秀歳所長は「地震発生時に冷静な行動をとるのは難しい。何かあった時はみんなで助け合い、かけがえのない命を守ってほしい」と話した。


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2018年06月06日水曜日


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