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<楽天>古川プロ初勝利 交流戦初白星呼ぶ

古川侑利選手

 勝利が決まった瞬間、ベンチで思わず顔をほころばせた。東北楽天の先発古川が巨人打線を5回6安打1得点に抑え、プロ5年目、通算15試合目で待望の初白星をつかんだ。「本当に長かった。やっとプロ野球選手になれたという気持ちです」と喜びをかみしめた。
 ピンチの連続だった。一回は無死一、二塁、四回には2死満塁とされたが、「絶対に抑えてやる」と強気の姿勢を崩さず、伸びのある直球と切れのいいフォークボールを低めに集め、後続を打ち取った。
 圧巻は2−0の五回。岡本に左翼フェンス直撃の適時打で1点を返され、続く亀井にも左前に運ばれ2死一、三塁。長打を許せば逆転という場面でギアを上げた。
 強打者マギーに対し「真っ向勝負した」。全て自信のある直球で挑み、1ボール2ストライクから149キロの直球で空振り三振に仕留めると、マウンド上で雄たけびを上げ、ガッツポーズを見せた。
 交流戦初戦のDeNA戦で今季初先発し、5回3失点で敗戦投手となった。そこからチームはずるずると5連敗。「自分が悪い流れをつくってしまった。連敗を止めるという気持ちでマウンドに立った」。見事に雪辱した右腕はウイニングボールを手にし、充実した表情を見せた。(伊藤卓哉)


2018年06月06日水曜日


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