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震災で破損断水被害の浄水場 新給水ポンプ場完成

2段くみ上げ方式に変更した新ポンプ場内の設備

 東日本大震災の揺れで破損し、断水被害があった登米市の基幹浄水場に給水する新施設「下(さが)り松ポンプ場」が完成し、同市登米町寺池の現地で5日、竣工(しゅんこう)式が行われた。
 同ポンプ場は鉄筋3階、延べ床面積1604平方メートル。取水能力3万1300平方メートルで、取水・導水計8基のポンプを備える。
 北上川右岸から取水し、同市の約8割に上水道を供給する保呂羽(ほろわ)浄水場にくみ上げる。2015年度から3年かけて築造された。総事業費は約30億円。
 震災時は、川から直接浄水場に水をくみ上げる旧型の取水施設が破損し、迫川西部地区が広く断続的に断水や減水の被害を受けたことから、市は取水システムを変更。災害時にも強い、水中ポンプと陸上ポンプによる2段くみ上げ方式にした。
 式では、市水道事業管理者の熊谷盛広市長が「新しいポンプ場の完成で、将来にわたり水道水が安定供給できる」と述べ、完成を祝った。


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2018年06月07日木曜日


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