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被災地発 布製品東京へ「南三陸ミシン工房」9日から販売会

試作品の「ふなっしー」グッズを持つ工房のメンバー

 東日本大震災で被災した南三陸町の女性を中心につくるNPO法人「南三陸ミシン工房」が9〜11日、東京都中央区のブラザー東京ショールームで、展示販売会を開く。メンバーが縫製した布製品の販売や活動の様子を伝える写真を展示する。販路はインターネットが中心のため、メンバーは首都圏の顧客との交流を楽しみにしている。

 展示販売会では、カーテン生地で作ったバッグやポーチなど15種類、計2000点を並べる。メンバー4人によるミシン縫製の実演もある。
 工房設立時からのメンバー高橋かつ子さん(58)は「お客さんに喜んでもらうため、心を込めて作っている。販売会に毎回訪れてくれる人もおり、感謝している」と話す。
 工房は、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」の縫いぐるみの縫製を請け負っている。今回は試作した「ふなっしー」のポーチやコースター、巾着袋も展示する。
 工房の代表理事を務める熊谷安利さん(53)は「震災から7年が過ぎ、この先も事業を続けていくには今が大事な時。お客さんの反応を見て、今後の商品作りに生かしたい」と語る。
 工房は震災後、被災地の女性にミシンを配り、物作りを支援したボランティア団体の活動を引き継ぎ、2013年3月に発足した。
 現在は南三陸町や、登米市などに移住した40〜70代の10人が製品作りに当たる。東京での展示販売会は13年から開いている。


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2018年06月07日木曜日


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