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<都市対抗野球>トヨタ東日本が第1代表に 日本製紙石巻破り初V

初優勝し、駆け寄って喜び合うトヨタ自動車東日本ナイン

 第89回都市対抗野球2次予選東北大会は6日、盛岡市の岩手県営野球場で第1代表決定戦決勝があり、トヨタ自動車東日本(岩手県金ケ崎町)が日本製紙石巻(石巻市)を4−2で破って初の全国大会出場を決めた。岩手県勢の東北大会優勝は第58回大会の新日鉄釜石以来31年ぶり。
 トヨタ東日本は同点の五回に1点を勝ち越し。八回も連打から好機を広げて1点を加えて日本製紙石巻を退けた。
 敗者復活4回戦は七十七銀行(仙台市)がJR東日本東北(仙台市)に17−7で勝った。大会最終日の7日は、同球場で第2代表決定戦決勝の七十七銀行−日本製紙石巻が行われる。

◎3投手で逃げ切る

 ▽第1代表決定戦決勝
トヨタ自動車東日本(岩手県金ケ崎町)
   101010010=4
   101000000=2
日本製紙石巻(石巻市)
(勝)吉橋
(敗)塚本

 【評】トヨタ自動車東日本が競り勝った。2−2の五回1死一、三塁から併殺崩れの間に1点を勝ち越し。八回は古屋の適時打で突き放し、3投手をつなぎ逃げ切った。日本製紙石巻は四回以降わずか2安打に抑えられ、反撃機をつくれなかった。

<悲願の切符、喜び爆発>
 トヨタ自動車東日本が第1代表として都市対抗出場を決めた。「世界のトヨタ」の小型車生産会社として2012年に誕生して以来の悲願。試合終了の瞬間はベンチから選手が一斉に飛び出して喜びを爆発させた。主将の北見は「念願がかなった。全国に行ける喜びでいっぱい」。満面の笑みでスタンドの声援に応えていた。
 昨年の覇者・日本製紙石巻にも臆することがなかった。「相手は関係ない。地に足を着けて戦う」(北見主将)。相手先発の左腕塚本に対して低めの変化球は捨て、カウントを取りに来た球を狙った。先制打を含め3安打の羽田野は創設以来のメンバー。「積極的に振った結果」。14安打の快勝に胸を張った。
 1番大谷は米大リーグ・エンゼルスで活躍する大谷翔平の兄。決勝は無安打に終わり「気合が空回りした」と苦笑いしたが、東京ドームでは注目を集めそうだ。

<選手自ら考え練習/トヨタ自動車東日本・三鬼賢常監督の話>
 打線は好投手をうまく攻略し、投手陣も踏ん張った。環境が整わない中でも選手は自ら考えて練習を積んできた。感謝の気持ちしかない。全国は一戦必勝の姿勢で挑みたい。


2018年06月07日木曜日


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