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<イージス・アショア>秋田県、議会に初説明 配備に異論、批判

新屋演習場への配備に疑問を投げかける自民県議ら=秋田県議会棟

 秋田県は6日の県議会総務企画委員会で、迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡る防衛省とのやりとりについて初めて説明した。住宅地に近い陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)が配備候補地であることに、各会派から疑問の声が噴出。自民県議も強い言葉で防衛省を批判した。
 福田達夫防衛政務官が1日に佐竹敬久知事、穂積志秋田市長に対し行った説明などについて、名越一郎総務部長が報告した。
 自民の鈴木健太県議は「東北の日本海側にある長い海岸線で一番人口密度が高い地域。何が最適候補地か」と指摘。福田政務官が新屋演習場を「駐屯地」と何度も発言したことに触れ、「秋田を理解せず軽視している」と不快感を示した。
 同じ自民の北林丈正県議は防衛省が挙げた配備候補地の選定理由について、「防衛施設として有効かどうかの理由であって、周囲の環境は検討していないのではないか」と疑問視した。
 県と市が要望している早期の住民説明会開催について、社民の石川ひとみ県議は「一方的な説明では意味がない。質疑応答を十分してほしい」と注文を付けた。会派「みらい」の東海林洋県議は「住民の不安は大きい。地元の意思をどうくみ取るのか、県も考えなければいけない」と話した。
 県議会は14日にも全員協議会を開き、知事から話を聞く方向で調整している。


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2018年06月07日木曜日


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