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<全国市長会>復興、防災充実図る 新会長・相馬市長が決意

全国市長会長に就き「震災復興に全力を挙げる」と抱負を語る立谷相馬市長=6日、東京・紀尾井町

 全国市長会の新会長に6日、立谷秀清相馬市長(66)が選出された。記者会見した立谷氏は基礎自治体を「地方政府」と位置付け、国への政策提言に積極的に取り組む姿勢を鮮明にした。東日本大震災からの復興や防災対策の充実、地方財源の確保を重点に職責を果たす決意を示した。
 立谷氏は「震災への対応は現在も継続する課題であることを踏まえ、選任されたと思う。全国各地で大規模災害が発生しており、防災対策も強化する」と政策実現への意欲を語った。
 震災に直面した経験を踏まえ「基礎自治体の長はピンチの時にこそ住民に頼られる。各自治体が一つの地方政府という意識を持ち、あらゆる課題に臨む必要がある」と強調した。
 政府内では昨年、地方自治体の貯金に当たる基金の残高が増加していることを理由に、地方交付税の削減を探る動きがあった。
 立谷氏は「首長は絞った雑巾をもう一度絞るような行財政改革を実施し、住民の福祉向上に応えている」と指摘。「地方の実情をあまりにも分かっていない議論。会としてもしっかり対峙(たいじ)したい」と政府の動向を注視する姿勢を示した。


2018年06月07日木曜日


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