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<小動物と暮らす>小鳥編[1]ひなから育て慣らす

ひなから育てれば、人によく慣れ、手乗りとして飼育できる小鳥たち

 今回から3回にわたり、小鳥についてお話しします。ペットショップで購入できる小鳥は、大きく分けて2種類に分類できます。一つはオウム目、もう一つはスズメ目です。
 オウム目は、くちばしが曲がっていてかぎ状になっています。脚の指は前2本後ろ2本で、左右の脚を交互に前に置きながら歩きます。
 鳥かごの中では、くちばしを上手に金網に引っかけながら移動します。中型から大型のオウム目は脚の指も器用に使って、移動したりヒマワリの種など食べたりします。見ていると非常にアクロバティックで面白いです。
 また、オウム目は種類によって声まねが上手ですが、できるのは、ほとんどが雄です。雌への求愛を奏でる雄の特技と言ってもいいでしょう。
 雌雄で同じように見える羽の色も、よく見ると雄の方が鮮やかな色合いです。スズメ目も同じで、鳥類は皆、雄の色合いが鮮やかなのが特徴です。
 よくペットショップで販売されているオウム目の仲間は、セキセイインコ、オカメインコ、コザクラインコ、ボタンインコなどです。もう少し大型でオレンジ色が鮮やかなコガネメキシコなどは、首筋をなでるとひっくり返って犬のように甘えます。
 スズメ目はくちばしが円すい状になっています。脚の指は、前3本後ろ1本で、ピョンピョンと跳ねながら前に進みます。よくペットショップで販売されているスズメ目の仲間には、文鳥、カナリア、ジュウシマツなどがいます。ペットとして飼われているのは、比較的小型のものがほとんどです。
 手乗りとして飼育できるのは、オウム目全般と文鳥などでしょう。ひなから育てればとてもよく慣れます。挿し餌をするのに時間と手間は掛かりますが、手乗りになった小鳥たちはそれに見合った以上に、飼い主に愛情を与えてくれることでしょう。
 人に慣れた小鳥はとてもかわいいものです。時間に余裕がある方は、ぜひともひなから育てることをお勧めします。(獣医師・川村康浩)


2018年06月08日金曜日


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