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<都市対抗野球>七十七銀が第2代表に 延長11回サヨナラで日本製紙石巻破る

七十七銀行−日本製紙石巻 延長11回裏七十七銀行2死一塁、中井が中前にサヨナラ打を放つ

 第89回都市対抗野球2次予選東北大会は最終日の7日、盛岡市の岩手県営野球場で第2代表決定戦決勝があり、七十七銀行(仙台市)が日本製紙石巻(石巻市)を3−2で破り、2年ぶり12度目の全国大会出場を決めた。
 七十七銀行は2−2の延長十一回、中井が中前にサヨナラ打を放って接戦を制した。投手陣も鈴木貴、小笠原の継投で日本製紙石巻の反撃を断った。
 全国大会は7月13日から東京ドームで開幕し、東北からはトヨタ自動車東日本(岩手県金ケ崎町)も第1代表として出場する。

 ▽第2代表決定戦
日本製紙石巻(石巻市)200000000 00 =2
七十七銀行(仙台市) 101000000 01x=3
(延長十一回)
(勝)小笠原
(敗)塚本
(本)浅沼(鈴木貴)

 【評】七十七銀行がサヨナラ勝ちした。2−2の延長十一回2死一塁、中井の中前への当たりで一走原が一気に本塁を陥れ、試合を決めた。日本製紙は一回に浅沼の2ランで先制。その後はなかなか好機がつくれず、力尽きた。

<主将中井、終止符打つ一振り>
 七十七銀行の主将中井の一振りが熱戦に終止符を打った。延長十一回2死一塁、浅い飛球が中前にぽとりと落ちる。間を抜かれるのを恐れた外野の守りは深めで、一走原が迷わず本塁突入。中井は一塁を回ったところで原の生還を確認し、膝から前のめりに崩れて感涙にむせんだ。
 悔しさを晴らす一打だった。春先から調子を崩し、大会中に4番から下位に落とされた。「もどかしさもあったが、気分的に少し楽になると切り替えた」。この日は無安打で迎えた第5打席も強気で臨み、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。
 チームは昨年、都市対抗野球、日本選手権とも出場を逃している。中井にとって重圧に苦しんだ1年だったが、「これで胸を張って出勤できる」と冗談めかして喜んだ。

<初戦突破し頂点へ/七十七銀行・小河義英監督の話>
 昨年は全国の舞台を踏めず、選手もスタッフも大変悔しい思いをした。全国では初戦を突破し、その勢いで頂点まで駆け上がりたい。


2018年06月08日金曜日


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