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自然エネに地域再生託す 記録映画「おだやかな革命」15日仙台で劇場公開

石徹白地区の小水力発電事業を追った「おだやかな革命」の一場面(いでは堂提供)

 自然エネルギーを活用し、地域の再生を目指す人々を追ったドキュメンタリー映画「おだやかな革命」が15〜28日、JR仙台駅東口の映画館「チネ・ラヴィータ」で公開される。
 作品は、東京電力福島第1原発事故を契機に太陽光や小水力、風力、バイオマスなどの発電事業に乗り出し、人、物、財が循環する経済を打ち立てる地域の奮闘を描き、「本当の豊かさとは何か」を問い掛ける。
 舞台となるのは福島県の会津電力と飯舘電力、首都圏の生活クラブ生協と連携するにかほ市と山形県遊佐町など。
 中心的に描かれる岐阜県郡上市石徹白(いとしろ)地区は約100の全世帯が出資し、2014年に農業用水路を使った小水力発電に着手。売電収益で耕作放棄地の復活に取り組む。「エネルギー自治」の先進地として有名になり、若者の移住が相次ぐ。
 映画は100分。ナレーションは女優の鶴田真由さんが担当した。今年2月の東京を皮切りに全国で上映され、大きな反響を呼んでいる。県内の劇場公開は初めて。
 16日は渡辺智史監督(37)=鶴岡市在住=の舞台あいさつがある。トークイベントは渡辺監督のほか、若生裕俊富谷市長、ひっぽ電力(丸森町)の金上孝事務局長、あいコープみやぎの高橋千佳理事長が出演。映画館が入るBiVi仙台駅東口1階では、作品に関連したマルシェも開かれる。
 料金は当日一般1800円。連絡先はチネ・ラヴィータ022(299)5555。


2018年06月08日金曜日


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