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<サステクノ>軽量パワースーツ発売 中腰姿勢の作業の補助重視、農産物収穫や介護補助をより楽に

サステクノが発売したパワーアシストスーツ「エアロバック」

 法政大教授が起業したベンチャーのサステクノ(青森県八戸市)は、農作業や建設作業の負担を軽減する新型パワーアシストスーツ「エアロバック」を発売した。中腰の姿勢で行う作業を重視したのが特徴。従来の他社製品に比べ軽量で、価格も抑えた。
 エアロバックは空気圧によって伸縮する人工筋肉を利用。背負って使い、腰への負担を軽減する。重さ約1.8キロで肩や胸、ももに巻く安全ベルトなどにも装着可。防水機能も備える。
 従来製品は重さ5〜10キロで、重い物を持ち上げる動作の補助としての役割が大きかった。エアロバックは大幅に軽量化を図り、農産物の収穫や介護補助などの作業を立ったまま、中腰の姿勢で楽に続けることに重点を置いた。
 以前は60万〜100万円超だった価格も30万円(税抜き)に設定。同社は「人材確保が厳しい東北で、腰を痛めて離職する人が減るといい」と話す。
 同社は5月設立。エアロバックは法政大の石井千春教授(医療・福祉ロボティクス)の研究室で2年前に開発に着手した。
 介護施設などを回り、課題などを検証。除雪など仕事以外の利用面も想定されることから、東北地方での開業を決めたという。秋田県で昨冬行った除雪時の実証試験では関係者から好評価を得た。
 年間100台の販売を見込むエアロバックは既に注文が殺到。販売開始の今月1日には東海、四国地方からの来客もあった。担当者は「皿洗いなど台所で使っているとの話も聞いた。年間を通して使用できる提案をしていきたい」と語る。
 8月まで2台40万円(税抜き)のモニター価格でも販売。連絡先は同社0178(20)7875。


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2018年06月08日金曜日


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